贈与者が年の途中に死んだ時の相続時清算課税の適用
私が財産を贈与されたのは今年になってからですが、その贈与の後に贈与者が死去しました。こうした場合に相続時清算課税制度の適用を受けることが可能であるか否かを教えてください。

こうした場合においても相続時清算課税制度の適用を受けることは可能であるといえます。ただ、通常の場合と、相続時精算課税選択届出書の提出先及び提出期限が異なります。

財産を贈与されて、その年の中途で贈与者が死去したときに、相続時清算課税制度の適用を受けるのなら、相続時清算課税選択届出書の提出先が、贈与者の死去に係る相続税の納税地の所轄税務署長になります。
そして、相続時清算課税選択届出書の提出期限は、贈与者の死去に係る相続税の申告書の提出期限、又は贈与税の申告書の提出期限のうち、いずれか早い方の日になります。
 なお、贈与者の死去に係る相続税の申告書の提出期限が相続時清算課税選択届出書の提出期限とされるときには、贈与者の死去に係る相続税の申告書を提出する際に、相続税の申告書だけでなく、この届出書も提出しなければならないとされています。たとえ相続税の申告書を提出することが不要であっても、提出期限までに贈与者の死去に係る相続税の納税地の所轄税務署長にこの届出書を提出することにより、相続時清算課税制度の適用を受けることができます。
 
また、相続時清算課税選択届出書に添付しなければならない一定の書類が存在します。