養子になった後となる前の相続時清算課税の適用
平成25年4月にある者から私は財産を贈与され、同じ年の8月にその贈与者との養子縁組をした後、同じ年の11月にもう一度その贈与者から財産を贈与されました。こうした場合において、両方の贈与について相続時清算課税制度の適用を受けることはできるでしょうか?

平成25年1月1日現在で、贈与者は65歳以上、かつ、あなたは20歳以上で、平成25年の贈与に関して相続時清算課税制度を用いたときには、11月の贈与につき相続時清算課税制度の適用を受けることができますが、4月の贈与につきその適用を受けることは不可能です。
こうした場合に、11月の贈与に関しては相続時清算課税制度により贈与税額を算出しますが、4月の贈与に関しては暦年課税制度により贈与税額を算出し、基礎控除(110万円)を受けることとなります。

年の中途において養子縁組等によって贈与者の推定相続人になり、同じ年の1月1日の時点で、贈与者は65歳以上であり、かつ、その推定相続人は20歳以上であって、推定相続人になる前と推定相続人になった時点以後の2回にわたって同じ年に財産を贈与され、同じ年の贈与に関して相続時清算課税制度を用いたとします。このような場合、推定相続人になった時点以後の贈与について相続時清算課税制度の適用を受けられますが、贈与者の推定相続人になる前の贈与についてはその適用を受けられません。